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ばい菌の冬眠?
 動物はなぜ冬眠するのでしょう?食いもんがないからおにぎり。寒いからゆき。動くのにエネルギーが必要だからGO!。冬は動物にとって都合がよくない。だから、冬眠する。細菌(ばい菌)でも話は同じです。ただ、違うのは、細菌は冬でなくとも行うことができるということ。
 細菌は自分のいるところの都合が悪くなると、芽胞という形になります。こうなれば、100度の加熱にも耐えられるようになりますし、アルコール消毒にも耐えられるようになります。

 この芽胞にまつわるおもしろい話があります。ドミニカ産のコハクの中から、だいぶ昔に絶滅した細菌の芽胞が見つかり、生きていたということがわかったのです。コハクの年代から推定すると、2500〜4000万年は生きていたというらしいです。もはや熊の数ヶ月程度の冬眠などちんけなものに見えてくるのは僕だけでしょうか?

 ちなみに都合のいい環境になると、芽胞から芽が出てもとの形に戻ります

 これだけで話が終わればいいんですけど、中にはこれを悪用する人もいます。2001年、アメリカを封筒に入った白い粉の恐怖が襲いました。これは何者かから送られた炭疽菌の芽胞でした。この粉を吸って数人の罪のない命が奪われました。
 私は、人を救うために生物の力を貸してもらうことならすばらしいとだと思います。でも、人を不幸にするような利用は絶対に間違っていると思います。
| こーた | - | comments(0) | trackbacks(0) |
生姜!
 昔から生姜は風邪のときにいいと言われています。でもどうして風邪に効くのかわからなかったので今日は少し調べてみました。

 生姜には、シンゲロール、ショウガオール、シンゲロンなどの辛み成分やシネオールなどの香り成分が含まれています。これらは、
  新陳代謝を活発にする。
  発汗作用がある。
  体をあたためる。
  抗酸化作用があり、老化や癌の発症、進行を防ぐ働きがある。
  動脈硬化を防ぐ。
  胃の保護作用がある。
 などと体にいい作用があるようです。

 風邪に効くのは発汗作用や体をあたためる作用によると思います。また、生姜の成分には炎症を起こすプロスタグランジンや喘息の原因のひとつともなるロイコトリエンが作られるのを防ぐ働きがあるようです。また、血が固まる作用を持つトロンボキサンもおさえますので、動脈硬化を防ぐ作用があると言われています。これらは風邪薬といわれているバファリンやイブプロフェンなどと同じ作用(COX阻害)であったので少し納得しました。どうやら生姜のほうが副作用も少ないみたいなので体調が悪くなったらうまく料理して食べたらいいんじゃないでしょうか?
| こーた | - | comments(0) | trackbacks(1) |